千石涼太郎の日誌「時々記」

　東京のジンギスカンは、ここを抜きには語れない。というわけで、忙しいのに、二夜連続でバツイチの後輩と神居古潭出へと出かけた。といっても、こっちは大学の後輩である。どいつもこいつも離婚して！といえないところが情けないなあ。

　で、中野の商店街＆飲屋街を抜けて神居古潭へ。十年ぶりかなあ？などと話しつつ。
　うんうん、最近のヘンにおしゃれな店じゃなくて、冷房も利いていないカウンター。ここここ！　といいながら、席につくと、両端にはカップルが……。やはり、ここもデートコースになったのか！って感じだが、そんなことは関係ないのだ。喰うぞ〜！　まずは生ビールだ！
　というわけで食べ始めたわけですが……。
　ホゲット（永久歯が二本生えたきたラムとマトンの中間）が並一皿で800円、道産は1600円、オーストラリア産でも千円以上で、すくな〜い！　という価格設定に、ちょっとショック。ふたりでまともに食べたら一万円ではたりない。軽めにたべて八千円強であった。

　生ラムだけでなく、マトンに近い旨味のあるホゲットを食べさせてくれるのはいいけれど、ロール肉でもいいから、安いのもだしてくれないかなあ。美味しかったけど、東京で食べたら、もはや道民食ではないのだなあ……と、次の店に行くのであった。

　それにして、相変わらず愛想のない姿勢、いかにも北海道って感じだったなあ。またン年たったら、いってみよう。