さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2005年09月02日

二軒目のジンギスカン店は国際的?

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「くろひつじ」から、次なる店を求めて歩いたわたくしたち遊牧民は、三軒でふられ、もう歩けない……と、パオに戻ろうとしたのだが、そのとき一筋の希望の光が差し込んできたのである。
 えっ、いつから遊牧民になったかって? そういう気分なんだから、好きにさせといて〜! 

 というわけで、「大樽」という居酒屋らしき店に入る。酎ハイが150円など、信じられない値段が書かれたメニューに驚きつつ、サッポロラガーの文字を発見。すかさず頼む。懐かしい味。歩き疲れ、渇いた咽に染み込んでいく。
 M嬢はさすがに編集者らしく、「このアングルで撮った方がいいんじゃないですか?」と、飲んでアバウトになっている私に指示する。素晴らしい。作家が編集者をともなって取材しているって感じ。打ち合わせと称した食事会なんだけど。まあいいさ、おいらはそれで満足なんだから。(^^)

 それから、私たちは、「ジンギスカン、一人前ください」といった。とりあえず、どんなもんかと思い、一人前だけを注文したのだ。すると、アジア系の店員さんは、私たちに向かい「奥の部屋に行け」という。えっ? 泊まるなんていってないよ?
 と思ったわけではないが、怪訝な顔のままビール片手に奥の部屋に移動すると、なんとそこは七輪が置かれたジンギスカン専用スペースであった。それもかなり広い。六〇人は座れる学食といった感じもするし、小屋のような感じもする部屋だった。
 運ばれてきたジンギスカンは厚切り。量も少なくない。味も悪くない。ホゲットなのか、それなりに香りがある肉だ。もしかして、大穴発見か!と私たちは喜んだ。
 しかし、納得いかないことがあった。さっきの居酒屋スペースでは酎ハイが一五〇円だったのに、ここに移った瞬間、二五〇円になっているではないか!
 二五〇円でも安いんだけど、一度一五〇円を目にしてしまうと、なんとなく損した気がしてならない。貧乏人の寂しさですね。

 ジンギスカンを食したあとは、どうにも気になるメニューを頼む。
「関サバの干物」(一夜干しっだったかも) 五五〇円
 刺身のような一切れの干物がでてくるのかと思ったら、一匹まるごとでてきた。関サバがこの値段。さすが、酎ハイが一五〇円の店だけのことがある。特別なルートで特別な関サバを仕入れているに違いない。店員さんだけでなく、関サバも国際的なのかもしれないな。(笑)

 実に素晴らしい店だった。いろんな意味で。
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