2006年12月07日
手打ちそば ようてい庵
三十路を迎えたころは、少し無骨な信州の田舎蕎麦が好きだった。素朴で野趣あふれる蕎麦に、本山葵を合わせて食べるのが本場の通であるようにも思えていた。それが、蕎麦の香りの奥深さ、鼻腔に抜けるあの香りのよさ、粗引きがもつ舌触りや滋味を細引きでも感じられるようになってからは、細い蕎麦の方が好きになった。江戸そばの魅力に参ってしまったのだ。
しかし、今回の旅で、私は素朴な蕎麦も好きだったのだということを思い出した。
ようてい庵の蕎麦は太めでごつい。信州上田の刀屋のような蕎麦だ。太いがゆえに江戸蕎麦のような喉越しはないが、噛むほどに味わいがある。地粉を使っている農家の蕎麦屋だけのことはあって、なんともいえない素朴な蕎麦だ。量もしっかりあり、大盛にしたら、お腹一杯になりそうだ。
汁は北海道風というか、万能なめんつゆ風。この手の蕎麦には悪くはないが、蕎麦徳利に入れてほしかった。つゆが多くて、そば汁が飲めない。
薬味は使い放題でネギや山葵、七味だといろいろと並んでいる。立ち食い蕎麦屋みたいだ。でも、これも悪くはない。近隣住民の食堂にような蕎麦屋なのだ。これでいいのだ!
悪くない店なのだが、揚げ物の油の臭いと、カレー南蛮の臭いが店内に充満しているのが残念だった。狭い店なので仕方がないが、空調でなんとかならんもんでしょうか。
ごちそうさま!
もりそば 580円
大盛 100増
虻田郡ニセコ町元町390
0136-44-1237
10:55~16:05(売り切れ御免)
火曜定休
12月~3月、毎週月・火曜日定休(月曜が祝日の場合営業)
しかし、今回の旅で、私は素朴な蕎麦も好きだったのだということを思い出した。
ようてい庵の蕎麦は太めでごつい。信州上田の刀屋のような蕎麦だ。太いがゆえに江戸蕎麦のような喉越しはないが、噛むほどに味わいがある。地粉を使っている農家の蕎麦屋だけのことはあって、なんともいえない素朴な蕎麦だ。量もしっかりあり、大盛にしたら、お腹一杯になりそうだ。
汁は北海道風というか、万能なめんつゆ風。この手の蕎麦には悪くはないが、蕎麦徳利に入れてほしかった。つゆが多くて、そば汁が飲めない。
薬味は使い放題でネギや山葵、七味だといろいろと並んでいる。立ち食い蕎麦屋みたいだ。でも、これも悪くはない。近隣住民の食堂にような蕎麦屋なのだ。これでいいのだ!
悪くない店なのだが、揚げ物の油の臭いと、カレー南蛮の臭いが店内に充満しているのが残念だった。狭い店なので仕方がないが、空調でなんとかならんもんでしょうか。
ごちそうさま!
もりそば 580円
大盛 100増
虻田郡ニセコ町元町390
0136-44-1237
10:55~16:05(売り切れ御免)
火曜定休
12月~3月、毎週月・火曜日定休(月曜が祝日の場合営業)
Posted by ryosengoku at 09:49│Comments(0)
│北海道/蕎麦