千石涼太郎の日誌「時々記」

　今回、小樽に泊まった目的のひとつは、いろり庵という酒場に行くためだった。小樽の某有名洋菓子店の経営者一族の友人から噂を聞いて４月にも行ったのだが、ウニの季節でもあることだし、行ってみるべか！と思っていたのと、あとで友人に聞いたら「蕎麦もうまいよ！」とのことだったので、行くしかない!と出かけたわけ。



　で、ウニや宗八などいただきつつ、磯自慢や田酒を喉に流し込み、最後にそばでしめました。のんだあとにぴったりないい蕎麦だった。

　

　翌日は先に紹介した樽そばを食し、つづいていったのが長流本格手打蕎麦　一心。ここは以前もきたのだが、たまたま定休日だったので、再度の挑戦！
　とても感じのいい応対に感激しつつ、蕎麦を食べられたし、食べ終わったあとも、店主がでてきて挨拶を受け、とても気持ちがよかった。
　蕎麦そのものも、しっかりした角があり、見事な出来栄え。道産粉の二八の正統派といえるだろうか。樽そばのあとだけに、感動はなかったけれど、近くにあったら通いたいくらいの店。量もしっかりあって、居心地もいい。近所の住人がうらやましく思う。
　つゆはオーソドックスな癖のない味。そばの味を蕎麦を阻害しない程度の出汁の効かせ方。薬味はネギとワサビ。この蕎麦には辛味大根が合いそうだ。
　最後に、そば湯もいいことと打ち台がガラス張りで見えることも記しておきたい。



せいろ７００円
長流本格手打蕎麦　一心
札幌市西区西野六条８-４-２３　南西ビル
011-662-2334
11:30〜1５:０0　17:00〜20:00　
１１月〜４月11:30〜1８:０0
月曜、第3火曜定休

☆追記　2008年７月２０日現在の営業時間をご主人からメールをいただきました。
平日の営業時間11：30〜15：00　17：00〜20：00
土曜日・日曜日・祝日の営業時間　11：30〜20：00(ラストオーダー19：30)
定休日　毎週火曜日　但し火曜日が祝日の場合水曜日が定休日。