協力と備えのある日常へ
被災にあった皆様に私たち被災しなかった人間ができることは、義援金を送ったり、献血したり、節電して電力や燃料を被災地に、少しでも安価で供給できるようにすることくらいですが、チリも積もれば山となるわけですし、無駄かもしれないと思っても、デメリットがない(丸腰で指示系統もないままボランティアに行くような)こと以外は、少しでも協力すべきと思います。
自分にできることをしっかりとやる。
それが大事ではないでしょうか。
たとえば、余震や大地震によって誘発される周辺地域の地震に備えておくことも大事です。
飲料水を各自が保存すること。食料品を買い占めせず、2日分キープすることもいいと思います。自分ががれきに埋もれないために、いつでも逃げ出せるように準備をすることも大切です。自分の身を自分で守れる人がひとりでも多ければ、もっと大変な災害を受けた人を救助ができるからです。
政府や行政の批判をするのはジャーナリストに任せ、一般市民はもっと建設的なことを語り合い、知恵をしぼりましょう。ネットが使えない高齢者などには、ネットが使えて輪番停電の地域の停電情報を把握できる人が、情報を伝えてあげましょう。
東電も混乱していますし、電力消費によって流動的なようなので情報が時間ごとに変わります。リアルタイムで正しい情報を把握することが前提です。
皆様の知恵と汗を結集しましょう。批判ではなく、よく考えて提案をすべきときと思います。わたしは、こんな提案をしたいと思います。
自治体、警察関係の皆様
信号機が停電で動かない時間帯は、「交通安全指導員」の経験者、「警察OB」、「自動車教習所の教官」等に、交通整理をお願いしてはいかがでしょうか?
そして、被災しなかった地域の我々は、いつもよりもっと頑張って働くことも大事なのではないかと思っています。節電はしたほうがいいけれど、努力は惜しむ必要ないのですから。
震災報道の陰で、通常なら大きく扱われるべき事項が、小さくしか報道されていないこともあります。被害に遭っていない私たちは、日常の目をそろそろ取り戻すことも必要な気がしています。
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