原発とエネルギーの話

ryosengoku

2011年06月09日 11:19



 先月のことだったと思う。
 金沢大学の太田富久教授がアレバ社製品の20倍の能力を持つ放射線汚染水処理粉末の開発し、政府、東京電力に対し、この粉末を使ったシステムを提案するという報道があったのは。
 一時間あたり1,000トンもの放射線汚染水の処理が可能だという画期的な方法なのに、いまだ採用されたという報道はない。せめて、小規模の試験運用でも始めてはもらえないものか。歯がゆくで、仕方がない。もう、我々には時間がない。少しの判断の送れが、人々の将来を奪っていくのだということを官僚の皆様もよく理解していただきたい。
 政治家なんぞに任していたら、この国はダメになる。憲法に示された「奉仕者」になるべく選んだ道を全うするために、勇気ある行動をお願いしたい。また、圧力につぶされないように、心ある法曹界の方々、マスコミの方々には、気概ある官僚や政治家を守っていただくようお願いする。そして、我々市民もしっかりと監視し、支援すべき人を支援していきたいものである。

 2007年だったろうか。宗谷丘陵に並ぶ風力発電施設を見た。地元の方々は「あんなもんがなかったほうが綺麗だったのに」といっていたけれど、私はあれはあれで悪くないなあと思った。海のそばの丘陵地帯は騒音も聞こえないし、電磁波の被害が「人間」に及ぶ心配もあまりない。人里に近い場所での風力発電は反対だけれど、洋上や原野などには設置することに積極的になっていいと思う。

 福島原発からの放射能汚染で農産物ができない田畑には、バイオマス燃料を作るための植物を植えることはできないのだろうか。精製したあとの燃料にも高度な放射能が残るなら無理だが、田畑で植物を作ることで、土壌から放射能を少しでも奪い、かつエネルギーに変えられるなら、そして、土地の所有者の経済的打撃を緩和できるなら、いまずぐにでもやるべきことだと思う。

 研究者の方々、もしこれを読んでいたら、考えてください。研究者に知り合いがいる方は相談してみてください。
 よろしくお願いいたします。 


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 まだ放射能を止められず、除去もできず、使用済み核燃料を処分する場所もない状況下において、まだ地下に原発を作ろうというばかげたことを考えている「ボンクラ」あるいは「悪魔」がいることをご存知だろうか。
「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」(地下原発議連)という名の自分たちの尻も拭けないクソ野郎たちは。平沼赳夫、森喜朗、石井一、鳩山由紀夫、亀井静香、羽田孜、安倍晋三、谷垣禎一・・・・の名はわかったが、ほかは誰なんか、報道してもらいたい。

 この連中は、事の重大さも国民感情も理解できない資質に欠けた大馬鹿ものか、わかっていても踏みつけにする悪魔である。
 我々は彼らの名を忘れてはいけない。彼らを支援する連中も忘れてはいけない。
 私は彼らを国政のおくっている選挙区も覚えておこうと思う。潤させてなるものか!と。

 それにしても谷垣総裁はなんなんだろう? 大連立は諦めたのか? それとも悪魔に魂を売って、大連立を目指すのか? どちらにしても、この人には日本の将来は任せるわけにはいかないですね。
 
 声をあげましょう! 怒りと嘆きの声を! 
 みなさんが、あてにしていない「マスコミ」こそ、声が大きくなればなるほど、味方になるものですよ!
 ほら、国民的な人気がある政治家はもちあげるけど、人気がなくなったら、けちょんけちょんでしょ? つまり、大勢の声につくのがマスコミなんです。
 
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